今話題のeSIMってなに?読み方からおすすめ携帯会社まで

お出掛け


本記事はプロモーションを含みます。

最近、eSIM(イーシム)に対応したスマホが増えていますが、「eSIMって何?」、「eSIMの使い方がよくわからない」という人もいるかもしれませんね。

eSIMとは、スマホに内蔵されたSIMカードのことで、ICチップにデータを書き込むことでインターネットに接続できます。複数の携帯電話会社のSIM情報を登録したり、SIMカードの到着を待たずにすぐ利用を開始したりできるのが、eSIMの便利なところです。

eSIMの4つのメリット


eSIMでは、契約から開通までの手続きをすべてオンラインで行えます。データを読み込むことで、内蔵ICチップにSIM情報を書き込むという、ならではのメリットをご紹介します。

契約から開通までオンラインでサクッと完了


今まで新しくSIMを契約しようとすると、ショップへ行って長い待ち時間と説明を聞いたり、オンラインで契約してSIMの到着を待つ必要がありましたよね。
eSIMなら、今までの物理SIMとは違い、回線の開通のためにSIMカードの到着を待つ必要がありません。現在のスマホがeSIMに対応していれば、店舗に行かずに、乗り換えや新規契約の手続きから開通までをすべてオンラインで行えます。

店舗への足を運ぶのが難しい人や、忙しくて手続きに時間を取れない人、急いで乗り換えたい人でも、手軽に乗り換えができるのは大きな利点です。

さらに、AIを使った本人確認と組み合わせることで、短時間で開通できるのもeSIMの特長です。

キャリアや状況によって違いますが、最短3分で契約が完了し、そのまま使えるものもあるようですよ。

SIMの差し替えによる故障のリスクを回避


物理SIMの交換には、トラブルが生じることがあります。例えば、SIMカードのICチップ部分に指が触れたり、水に濡れたりすると、錆びて接触不良が起こる可能性があります。

さらに、nanoSIMは非常に小さいため、SIMカードトレイに挿入する際には、落として紛失したり、破損したりといった話も少なくありません。

しかし、eSIMであれば、内蔵ICチップにSIM情報を書き込むため、そういったリスクを回避することができます。

複数のネットワークを一台のスマホで使える


物理SIMでは、使いたいネットワーク分のSIMカードをスマホに入れる必要があります。言い換えれば、スマホのSIMカードトレイと同じ数しかAPN設定を保存することができないのです。一方、eSIMは内蔵ICチップに複数のSIM情報を書き込めるため、トレイの数と関係なく保存することが出来るのです。

つまり、スマホが物理SIMとeSIMの両方を搭載している場合、1台のスマホで複数のネットワークを利用することができるのです。

海外で使う時も手間いらず


海外でスマホを利用したい時、どんな方法が思いつきますか?

・事前に海外での利用が可能なSIMカードを契約し、持って行く
・国際ローミングサービスを利用する
・渡航先でSIMカードやWi-Fiを購入・レンタルする

といった感じでしょうか。事前の準備や売り場に行って購入する必要があるため、時間とお金がかかりますよね。

eSIMなら、数分の設定を行うだけで、海外でもすぐにスマホを利用することができます。

eSIMの3つのデメリット


そんな便利なeSIMですが、いくつか注意点もあります。

物理SIMよりも設定が複雑


物理SIMだと、まさに物理的にSIMカードをトレイに挿入するだけですが、eSIMの場合、挿入の必要がないだけに、スマホの操作が必要になります。

使えるようにするには、QRコードを読み取ったり、APN設定を操作したり、キャリアによって様々な方法があります。

新しいスマホで利用するには、再発行が必要


機種変更など、新しいスマホでeSIMを使いたい時は、eSIM再発行の申請が必要になります。申請後eSIM開通用のQRコードが発行されるので、新しいスマホで読み取って使用します。

物理SIMなら差し替えるだけの作業ですね。

全てのキャリアやスマホがeSIMに対応しているわけではない


普及が進んでいるものの、eSIMに対応していないキャリアやスマホはあります。

どうしても使いたいキャリアやスマホがeSIMに対応していない場合、あきらめざるを得ません。

どこの携帯電話会社がeSIMに対応しているの?


現在、大手携帯電話会社3社と、そのサブブランドは、すべてeSIMに対応しています。

実際にどこのキャリアが対応しているのでしょうか。

1)大手携帯電話会社
「NTTドコモ」、「au」、「SoftBank」は、すべてeSIMに対応しています。

2)オンラインブランド、サブブランド
大手携帯電話会社のオンラインブランド「ahamo」、「povo」、「LINEMO」、サブブランド「UQモバイル」、「Y!mobile」は、eSIMに対応しています。

3)格安スマホの一部

「楽天モバイル」、「IIJ mio」、「LINEMO」等、格安スマホもeSIMに対応しているものが増えてきています。使いたい格安スマホ会社がある場合は、公式ホームページを確認してから利用しましょう。

eSIM対応格安スマホ会社比較表

おすすめのeSIM対応格安スマホをまとめました。

【eSIM対応格安SIM比較表】
eSIM対応格安SIM 料金(税込) データ容量 対応SIM
IIJmio 165 円~1650円 0GB~20GB ・データSIM
LINEMO 990円~2,728円 3GB~20GB ・音声対応SIM
ahamo 2,970円 20GB ・音声対応SIM
UQモバイル 1,628円~3,828円 3GB~25GB ・音声対応SIM
楽天モバイル 0円~3,278円 1GB~無制限 ・音声対応SIM
ワイモバイル 2,178円~4,158円 3GB~25GB ・音声対応SIM
povo2.0 0円~12,980円 1GB~150GB ・音声対応SIM
リンクスメイト 165円~49,852円 100MB~1TB ・音声対応SIM
・SMS+データSIM
・データSIM
HISモバイル 290円~5,990円 100MB~50GB ・音声通話SIM
mineo 1,298~2,178円 1GB~20GB ・音声対応SIM
・データSIM
irumo 550~3,377円 0.5GB~9GB ・音声対応SIM

eSIM対応格安スマホ会社おすすめランキング

上記の比較表の中でも、総合的な面でおすすめできる会社をランキング形式で紹介します。

1位:LINEMO

出典:格安SIM/格安スマホ【LINEMO】公式サイト|今ならお申し込みでPayPayポイントがもらえる!

LINEMOではeSIMに対応している格安SIMの中でも料金プランがシンプルで人気の携帯会社です。
カメラ機能搭載のスマートフォンのからアクセスしてeSIMを利用できます。

また、ソフトバンクの高品質な通信回線をそのまま利用しているため、他社の格安SIMよりも、通信速度が安定していると評判です。使えるエリアもソフトバンクと同じなので、格安SIMに変えた途端、繋がりにくくなった~というトラブルも少ないようです。

月額990円で月間3GBまで使える「ミニプラン」~20GBまで使える「スマホプラン」があるので、使う容量によって選択しましょう。
プラン ミニプラン スマホプラン
データ容量 3GB 20GB
月額基本料(税込) 990円 2728円
LINEギガフリー 対応 対応
データ量超過後の通信速度 300kbps 1Mbps
公式サイトはこちら

2位:IIJmio

出典:格安SIM/格安スマホ・インターネットサービスのIIJmio

IIJmioで提供されているeSIMプランは「ギガプラン」「データプラン ゼロ(eSIM)」など2つのプランがあります。

どちらのeSIMも「ドコモ回線網のみ」「データ通信のみ」となります。

【ギガプラン料金表】

※「音声」「SMS」「データタイプDのみ」はeSIM契約不可
プラン 2ギガプラン 4ギガプラン 8ギガプラン 15ギガプラン 20ギガプラン
データ容量 2GB 4GB 8GB 15GB 20GB
音声 税込858円
(税抜780円)
税込1,078円
(税抜980円)
税込1,518円
(税抜1,380円)
税込1,848円
(税抜1,680円)
税込2,068円
(税抜1,880円)
SMS 税込825円
(税抜750円)
税込1,045円
(税抜950円)
税込1,485円
(税抜1,350円)
税込1,815円
(税抜1,650円)
税込2,035円
(税抜1,850円)
データ
タイプDのみ
税込748円
(税抜680円)
税込968円
(税抜880円)
税込1,408円
(税抜1,280円)
税込1,738円
(税抜1,580円)
税込1,958円
(税抜1,780円)
eSIM 税込440円
(税抜400円)
税込660円
(税抜600円)
税込1,100円
(税抜1,000円)
税込1,430円
(税抜1,300円)
税込1,650円
(税抜1,500円)
「データプラン ゼロ(eSIM)」の月額料金は165円/月ですが、これにはデータ通信量は含まれていないので、データ通信を使うには追加データ量をチャージする必要があります。

最初の1GBは330円で、月額料金165円と合わせて1GB利用で495円/月となり、以降2GBから最大10GBまで1GBあたり495円でデータチャージできます。

つまりデータ通信1GBあたり月額495円(税込)です。

eSIM契約は初期費用が2750円割引で550円です。
【データプラン ゼロ(eSIM)の料金表】
データ容量 基本料金+データ容量料金
基本料金
(データ利用ゼロのとき)
165円(税込)
1GB 495円(税込)
2GB 990円(税込)
3GB 1,485円(税込)
4GB 1,980円(税込)
5GB 2,475円(税込)
6GB 2,970円(税込)
7GB 3,465円(税込)
8GB 3,960円(税込)
9GB 4,455円(税込)
10GB 4,950円(税込)
月額料金は150円で、1GB単位でチャージしていきます。

チャージ料金は毎月1回目が300円、2回目以降は450円で、チャージの上限は10GB。例えば月に1GBの通信をする場合は150円+300円の450円、2GBの通信をする場合は150円+300円+450円の900円となります。

3GB目以降も、1GBごとに450円が加算されていく。チャージをしない月は150円のみが発生する。

チャージした分のデータ容量を超えると通信できなくなるが、チャージページへのアクセスは可能です。チャージした分のデータ容量は当月末までが有効期限となります。

【データプラン ゼロ(eSIM)の料金表】
初期費用 3300円(税込)
月額料金 165 円(税入)/月
追加データ量 1GB 330 円 (税入)
追加データ量 2GB〜10GB 495 円 (税入)
プロファイル再発行手数料 0円
IIJmioのギガプランはeSIMプランはデータ専用のみで音声通話やSMS非対応ですが月額料金が2GBで440円(税込)と格安SIMの中でも突出した安さが特徴となっています。

2022年5月31日までに当サイトから新規契約でIIJmioのギガプランのデータSIM、SMS機能付きSIM・eSIMを申し込むと、初期費用3,300円(税込)が1,650円(税込)に割引されます。

3位:ahamo

出典:ahamo

ahamoは、ドコモの新料金プランで圧倒的な支持を持ち、通信速度が最高クラスで高画質な動画も快適です。
eSIMはオンラインで回線情報を書き込めるので、24時間申し込みができ、最短1時間でドコモの通信サービスを利用できるようになります。

なお、MNPの開通手続きは9時~21時の対応となります。
月額料金 2700円(税込2970円)
別途ユニバーサルサービス料がかかります
月間利用可能データ容量 20GB
利用可能データ容量超過後速度 送受信時最大1Mbps
音声通話 1回あたり5分以内の国内通話無料
「SMS(1通あたり3円)」、(0570)(0180)などの他社接続サービス、(188)の特番、番号案内、衛星電話などへの発信は対象外
5分をこえる国内通話は22円/30秒
ネットワーク ドコモの4G/5Gネットワーク
利用可能データ容量の追加 1GBあたり500円(税込み550円)で利用可能データ容量の追加が可能
かけ放題オプション 月額1,000円(税入1100円)で国内通話無料
80GBの大盛りオプション 100GBで月額4,950円(税込)

20GB(2,970円/月)に80GBの大盛りオプション(1,980円/月)を追加した価格です。
公式サイトはこちら

4位:povo2.0

auの「povo2.0(ポヴォ)」はeSIMに対応しています。

「povo2.0」は基本料0円で、データ通信は使いたいときに使いたい容量を、都度トッピングするスタイルです。

1GB/390円から利用できますが、利用期限は月単位ではなく、例えば1GBなら7日間など、トッピングする容量によって異なる仕組みとなっています。
選べるトッピング 料金(税込) 有効期間
1GB 390円 7日間
3GB 990円 30日間
20GB 2,700円 30日間
60GB 6,490円 90日間
150GB 12,980円 180日間
データ使い放題 330円 24時間
公式サイトはこちら

5位:irumo

irumoはドコモのプランと同一の4G/5Gネットワークを利用しているため、通信品質(エリア・速度・優先度)についての心配がありません。

それに加え、オンライン専用のプランではないため、ショップでサポートを受けることも可能です。
プラン 0.5GB 3GB 6GB 9GB
月額料金 550円 2,167円 2,827円 3,377円
みんなドコモ割 カウント対象
dカードお支払割 ▲187円/月
ドコモ光セット割
または
home 5Gセット割
▲1,100円/月
月額料金
割引適用後価格
550円 880円 1,540円 2,090円
国内通話料 22円/30秒
SMS通信料(国内) 3.3円/回(受信料 無料)

6位:mineo

利用可能なプランは既存の「マイピタ」「マイそく」の両方「デュアルタイプ(音声通話+データ通信)」「シングルタイプ(データ通信のみ)」を問わず対象です。

新規契約時は、事務手数料(3300円)+SIMプロファイル発行料(440円)が必要で、これは物理SIMと同額です。

ただし、eSIMの再発行はSIMプロファイル発行料(440円)のみ。またウェブ申込時はeKYC対応で、最短即日での利用も開始できます。

【マイピタプラン】

マイピタは、データ容量を1GB、5GB、10GB、20GBの4段階で、回線種別ごとの料金が統一されています。
基本データ容量 音声通話+データ通信 データ通信のみ
1GB 1298円 880円
5GB 1518円 1265円
10GB 1958 1705円
20GB 2178円 1925円
【マイそく】
音声通話+データ通信 データ通信のみ
スタンダード
(最大1.5Mbps)
990円
プレミアム(最大3Mbps) 2200円
ライト(最大300kbps) 660円

7位:HISモバイル

「自由自在290プラン」は、通信量を5つから選択できる料金プランで、1GB時は月550円ながら、100MB未満の月は月290円になるのが特徴です。

また、アプリが不要&高音質な音声通話も特徴で、通話料は30秒あたり9円。通話定額も1回5分までが月500円、かけ放題が月1480円で追加できます。

動作確認端末はeSIM対応のiPhone、iPad。Androidスマホは楽天モバイルが提供するRakuten Hand/Rakuten Mini。

そのほかAndroidのデュアルSIMモデルについては、「機種による差が大きい」ことを理由に動作確認を行なっておらず、ユーザーの判断のもとで申込をしてほしいとしています。

初期費用は物理SIMのときと同様に1回線あたり3300円。eSIMの再発行手数料は1100円。eKYCはサポートされておらず、申し込み後に本人確認のために自宅に「住所確認コード」が郵送されるので、そのコードをオンラインで入力後に開通が可能になります。
データ容量 月額基本料金 5分かけ放題
利用時
500円(税込)/月
完全かけ放題
利用時
1,480円(税込)/月
100MB未満 290円(税込) 790円(税込) 1770円(税込)
1GB 550円(税込) 1050円(税込) 2030円(税込)
3GB 770円(税込) 1270円(税込) 2250円(税込)
7GB 990円(税込) 1490円(税込) 2470円(税込)
20GB 2190円(税込) 2690円(税込) 3670円(税込)
50GB 5990円(税込) 6490円(税込) 7470円(税込)
オプション/データチャージ 200円(税込)/1GB
最大100GBまで

8位:UQモバイル

UQモバイルは、2021年9月2日より、eSIMの対応開始しました。

eSIMは「くりこしプラン +5G」でのみご利用いただけます。

「くりこしプラン」「スマホプラン」はeSIM対応不可となるため、希望する際は変更手続きします。
くりこしプランS
+5G
くりこしプランM
+5G
くりこしプランL
+5G
基本月額料金 1,628円(税込)/月 2,728円(税込)/月 3,828円(税込)/月
基本データ容量 3GB/月 15GB/月 25GB/月
通信方式 4G/5G対応
※5Gは一部エリアでの提供です。
基本データ容量超過時
or
節約モード時
最大300Kbps 最大1Mbps 最大1Mbps
基本国内通話料 税込22円/30秒(SMS通信料税込3.3円/通(70文字以内))

9位:ワイモバイル

ワイモバイルは2021年3月17日から、eSIMに対応開始しました。eSIMでも物理SIMでも料金プランは変わりません。

現在ワイモバイルが新規で受け付けているプランは「シンプルS/M/L」のみとなります。

「シンプルS/M/L」に加入される際に、eSIMとUSIMカードのいずれかを選択できます。

なお、「シンプルS/M/L」および「スマホプラン」「スマホベーシックプラン」などの旧プランにすでに加入されているお客さまは、プランを変更することなく、USIMカードからeSIMに切り替えることが可能です。

新規契約する方以外、すでにワイモバイルを物理SIMカードで使っている方も、eSIMを利用することができます。

eSIMが契約できるのは、シンプルS/M/Lプランとなります。
プラン S M L
月額料金(税込) 2178円 3278円 4158円
データ容量 3GB 15GB 25GB
速度制限時の通信速度 最大300kbps 最大1Mbps 最大1Mbps

eSIMを上手く利用して負担を減らそう

eSIMと会社やプランをしっかりと理解し、利用することで、手間も費用も減らすことができます。

スマホライフに上手く取り入れ、ちょっとした負担を減らしていきましょう。

コメント